tommy's life


2019年6月

 ワラビ(5月)

我が家の近所に蕨の生える場所があるのだが、一番乗りはしたくない藪の中。
その場所を知るきっかけは、取り残しで大きくなった蕨の残骸があちらこちらに顔を見せていたからで、なぜそんなに多いのかというと、旬を大きく過ぎると不味くなるからです。
因みに店頭物の山菜は時間経過で、全くの別物となり期待してはいけません。

で、先日、藪をかき分け蕨をなんとか一掴み、明日の朝食を楽しみに重曹かけて熱湯かけて一晩…えっ!今朝はパン食?


 ジュリー

「ジュリ~~」寺内貫太郎の悠木千帆を思い出すが、あの往年の姿は見られない。
歌う度、クルリと回って「ありがとサンキューありがとね」が定番のジュリーのコンサート、昨年からバンドと別れGuitarが一本でとても音楽とは言えないけれど、おば様方はそんなの関係ねえとノリノリだ。
とにもかくにも2時間出ずっぱりでもう駄目だと言いながらも歌う姿は大したものだ。立たずに観られる二階席、応募抽選連続招待6~7年、物議醸した空席問題、私ゃ水増し要員だったのね!


 ジャム作り

大きな桑の木からの完熟桑の実採りは、虫が飛び回るので完全防備だ。紫色は極力除き、真っ黒な桑の実の軸を鋏でちょんと切ったらジャム作り、本来ならば軸を左手で持って右手の指でズルズル引っ掻けばいいのだが…後は激落ちくんで指先掃除。やりすぎは指紋はあっても指先イテテ!松脂(まつやに)風味の山桃ジャムも種取裏漉しが面倒だけれど、やっぱり食べたい。
あれこれジャムにするのは花粉症由来の軽い果物アレルギーもあって、熱を入れてジャムにすれば大丈夫なので、初春から秋まであれこれ作ります。若木老木はあるけれど、土も水も日当たりも同じなのに美味しい実のなる木と今一の木のある不思議。苺・木苺・李・枇杷・無花果・キュウイ・甘夏やデコポンのマーマレード・冷凍物を使って作るブルーベリーは半分溶かして半分後に入れて作ると一寸粒々感が出て美味しい。



コクワガタかな
捕食者は…

この季節に散策していると、(くぬぎ)の傍らに甲虫(かぶとむし)鍬形虫(くわがたむし)の無残な姿が目に留まる…そして長閑(のどか)に見える草刈り跡で虫をついばんでいた鳩や雀が烏になってしまった。腹部がなくても動いている雄甲虫を、蟻がセッセと運んでいて二重にショック!
※ 後日、イタチを目撃したこともあって、捕食者は不明です。とにかく弱肉強食。


幼少時、玉虫の乱舞を目撃した